保険の相談窓口とは?利用するメリット・デメリットを知ろう!
保険の見直しや保険に新規加入を検討する際、まず相談先として思い浮かぶのが保険会社ではないでしょうか。保険会社に行くのも手段の一つですが、ライフスタイルに合わせてさまざまな保険商品を検討したい方は保険の相談窓口を利用するのがおすすめです。そこで本記事では、保険の相談窓口のメリットやデメリットを解説します。
保険の相談窓口とは?
保険の新規加入や見直しを検討する際、保険知識のない状態で自分に合った商品を選ぶのは簡単ではありません。そのため、保険の新規加入や見直しをサポートしてくれる存在が「保険の相談窓口」です。保険の相談窓口は保険会社とは異なり、複数の保険会社、商品を取り扱っていることが特徴です。そのため、A社、B社、C社の保険商品の違いやポイントをプロから説明してもらったうえで、加入商品を選べます。
そして、保険の相談窓口にはほかにも特徴があり、相談は無料であることと、保険の関すること以外の相談にも対応してもらえることです。保険の相談窓口は、基本的の相談無料となっており、さらに何度でも対応してもらえます。
というのも、顧客に合った保険商品を紹介し、契約に至った時点で保険会社から紹介料がもらえる仕組みなので、顧客に費用を請求することはないのです。また、家計の金銭管理や貯蓄計画などの相談にも対応してもらえるため、総合的なお金のアドバイスを受けられます。
保険の相談窓口を利用するメリット
保険の相談窓口のメリットは、相談が無料なので気軽に相談できることでしょう。駅前やショッピングモールに店舗があるため立ち寄りやすく、さらに最近では訪問型やオンライン相談に対応している店舗も増えています。顧客が自由に相談スタイルを選べるうえに費用がかからないので、思い立ったら気軽に利用できます。
また、保険の相談窓口で対応するスタッフは、お金のプロであるファイナンシャルプランナーであるため、質の高い提案を受けられるのも魅力でしょう。保険の新規加入や見直しは、保険のことだけを考えればよいわけではありません。年収や家族構成、貯蓄計画、将来のライフスタイルなどを総合的に判断してうえで適切な商品を選定する必要があるので、お金や保険に関する幅広い知識が求められます。ファイナンシャルプランナーであれば、このような知識が豊富なので、安心して相談できるでしょう。
そのほか、保険の相談窓口ならではのメリットといえるのが、複数の商品を一括比較できることです。保険会社に相談すると、自社の商品しか紹介してもらえません。また、契約を獲得するために魅力的なポイントだけを説明し、デメリットについては解説しない担当者も少なくないので、本当に自分に合った商品かどうかは自分自身で見極めなければなりません。
一方、保険の相談窓口は数多くの保険会社・商品の中から最適なプランを選択できます。複数の商品を組み合わせたり、比較検討しながら加入する商品を選べたりするので、自分だけのオーダーメイドのプランを見つけられます。つまり、保険の相談窓口は相談スタイルが自由に選べて費用がかからない、なおかつ複数の会社の商品を比較検討できるといった自由度の高さが魅力だといえるでしょう。
保険の相談窓口を利用するデメリット
保険の相談窓口はたくさんのメリットがありますが、一方でデメリットもあります。たとえば、基本的にファイナンシャルプランナーの資格を持った担当者が相談に対応しますが、有資格者であっても提案の質にバラつきがあります。充分な知識があったとしても、経験によって提案力に差がつくことがあるでしょう。場合によっては経験の少ないスタッフが対応することもあり、思うような提案を受けられないことがあるのです。
また、保険の相談窓口は複数の会社の保険商品を組み合わせて加入できるのがメリットだと解説しましたが、一方でデメリットになることもあります。名前や住所、契約内容を変更したり、保険金を請求したりするときに会社ごとに申請が必要になるので、手続きが複雑になるケースがあるのです。ただ、保険の相談窓口では手続き関連のサポートにも対応しているので、それほど心配はないといえるでしょう。
そのほか、中立の立場で提案してくれる保険の相談窓口ですが、必ずしも中立の立場ではないことがあるので注意しなければなりません。保険の相談窓口は、保険商品を販売したら保険会社から手数料を受け取ります。しかし、手数料は保険会社によって異なるので、手数料の高い保険商品を優先的に紹介している可能性があるのです。そのため、スタッフの話を鵜呑みにするのではなく、自分自身の考えを持つことが大切だといえます。
まとめ
保険の相談窓口は、保険会社と顧客の間に立って、中立の立場から最適なプランを提案しています。何度相談しても費用がかからないことや、複数の保険商品を一括比較できることなどがメリットですが、一方でデメリットもあります。たとえば、担当者によって提案の質にバラつきがあること、手数料の関係で提案する商品に偏りがあることなどが挙げられます。ただ、保険の相談窓口は便利で保険選びに役立つ心強い存在なので、注意点を押さえて積極的に活用するのがおすすめです。